May 25, 2006

龍が如く(記憶倉庫整理)

5.25.jpg系譜としては、古式ゆかしき“お使いゲー”。
ストーリー的には、超豪華な2時間ドラマ(≠映画)。
物語的なスケール感を追求して大風呂敷を広げ、
それを強引に畳んで終わった感じは否めない。
しかし、それでもなお「面白かった」と言わしめる、
そんな力強さが備わっていたのは確か。

ゲームのつくりを見れば、ひたすらに快楽主義を是認したものであるといえる。
バイオレンスが題材となっているために生じる殺伐とした空気を、
「ありえねー!」な場面の連続がニュートラルなものに中和してくれるおかげで、
シンプルなアクションゲーム然とした娯楽性に没頭できる。
今にあって、≪強くなる≫というただそれだけのことがこんなにも気持ちいいとは。

そして何よりも、豊富に用意されたサブイベント同士が絡み合い相互作用する
(ミッションAをクリアしたことが副次的にミッションBを引き起こすといった具合に)中で、
数々の脇役たちがスポットライトを浴びて輝きを放つシーンに居合わせるのが、これほどまでに楽しいとは。
これは「神室町」という架空の街全体が、巨大な舞台装置としての役割をしっかりと果たしている何よりの証。

「ゲームに飽いた人たちへ」と謳いつつも、オーソドックスなゲームの文法に忠実。
コワモテな見た目と違って、実はけっこう優等生だったりする。
全体的なまとまりにかけての抜け目なさは、さすがは名越氏プロデュース作である。

好セールスを受けて、続編の企画が進行中とのウワサ。
心待ちにしていたい。

May 25, 2006 12:11 PM

 Trackbacks

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.uni-580.net/mt/mt-tb.cgi/115

 Comments

 Post a Comment

Remember Me?