June 09, 2006

『渡良瀬橋』聴き比べ

6.9.jpg九州電力のオール電化キャンペーンTV-CFに、
森高千里が顔を出している。
BGMは、当然のように『渡良瀬橋』。
でも渡良瀬橋って、栃木の足利にあるんじゃ…。
なんてコトはさておき、コレが結構耳に残る。
リリース当時はそうでもなかったのに、不思議なもの。

なーんかしんみり。けっこうイイ歌だったんだ。
よし! ここはひとつ、じっくり聴いてみるとしよう。

この『渡良瀬橋』、調べてみると元祖森高バージョンのほかにも、
松浦亜弥バージョン、そして会員番号17番(懐っ!)こと城之内早苗バージョンがあることが判明。
せっかくなので、その3曲ともダウンロード購入し、聞き比べてみることに。
それぞれ200円前後で買えるんだから、イイ時代になったもんだ。

#森高バージョン
彼女の唄って、ウマいとかヘタとかじゃなくて≪味≫の世界なんだね。そんなコトを再確認。
ヘンに技巧に走っていない分素朴さがあって、童謡を聴いてるような、どこか懐かしい響き。
それはそうと、1曲通して聴いた時に、全体に尺が詰まった感じがしてしょうがないのは気のせい?
「誰のせいでもない~」ってところ、もっと間を置いて入ってくれると、また印象が違ったように思うんだけど…。

#あややバージョン
森高バージョンのちょうど対極にある感じ。まさしく、技巧で唄った渡良瀬橋。
彼女の唄自体はウマいと思うんだけど、いかにもつんくファミリーっぽいコブシ回しが、個人的に気になる。
後半の盛り上げ方は余計かなぁ。歌い出しはすごくイイんだけどなぁ。
全体的には、意外なくらいにしっとりモイスチャーなまとまり。

#城之内バージョン
ウォータリング渡良瀬橋。もう、水気タップリ(だけどどこかパサついてる感もなきにしもあらず)。
アレンジがカラオケっぽくてチープなのがどうも…。イントロなんか、もうほとんど別の曲になっちゃってるもんな。
どこかのお店のママが、遠~~~い日の恋を思い出しながら唄っているような雰囲気。
マイク片手にガン見されてるような気分になる。

悲しいかな、あやや&城之内両バージョンとも、カバー曲が背負わざるを得ない違和感はいかんともしがたく…。
脳内評議の結果、あっさりと元祖が一番という結論に。
この曲の歌詞って、心の中で手紙を読み返してるみたいなチクチク感がイイと思うんだけど
(出すつもりもないのに書いちゃました…っていう、そんな手紙)、
そのイメージにしっくりハマって「切なさドン! さらに倍!!」な効果が出ているのが、
やっぱり森高バージョンなんだよなぁ。

June 9, 2006 12:30 AM

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