October 31, 2006

ちくわぶ

10.31.jpgそろそろ、おでんのおいしい季節になってきた。
ということで、さっそくわが家でもおでんが食卓に。
大根、玉子、こんにゃく、厚揚げ、じゃがいも、
練り物、牛すじ、餅入り巾着、ロールキャベツ。
今回は九州ではあまり馴染みのないおでんダネ、
≪ちくわぶ≫をメンバーに加えてみた。

ここ長崎でもスーパーでたまに見かけるようにはなったものの、
ちくわぶの認知度はまだまだ全国区になるまではいたっていない。
マイナー食材数あれど、これほど口にする機会に恵まれないものも珍しい。
なにしろ、活躍の場がほぼおでんに限られているからなぁ。
ウチの奥サマも、つい数年前までその存在すら知らなかったくらいだ。

ぼくの中でも、永遠に好きでも嫌いでもないキャラのままだったりする、
そんなちょっと憐れなちくわぶを、数年ぶりに味わってみた。

むっちむっち、ねっちねっち。

歯ざわりは楽しいんだけど、
これほどおいしさがよく分からない食べ物というのも……。
そもそも、こっちのおでんの味に合ってないのかなぁ?
やっぱり、好きでも嫌いでもない、そんなちくわぶだったり。

見た目はかなりラブリーなんだけどな。
あと、名前も。ちくわぶ。

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 October 29, 2006

TITLe 12月号は“買い”!

ページをめくっているだけで幸せな気分になれそうな
今月のTITLe。何と言っても、巻頭特集が
「いま一番食べたい最旬スイーツ全339個!」。
とにかくお菓子、お菓子、お菓子のお菓子尽くし。
写真の数々の美しさもさることながら、
テキストも「おいしそう」に書いてあるんだなぁ。

トルシュ オー マロン
はかないメレンゲのサクサク感を十二分に味わってもらいたいと、オーダーを受けてから仕上げるモンブラン。ヨーロッパ産の栗を使う自家製のマロンペーストも美味。 ¥500。

こんな感じの、読み応えも味わいもタップリな約80ページ。
ここはひとつ、思う存分目で楽しませてもらうとするかな。
幸か不幸か、これならカロリーも胸焼けも心配しなくてすむし(泣)。

スイーツ・ファンにとっては Buy or Die な、
まさしく永久保存版レベルの1冊じゃなかろうかと思われ。
あ、会社で仕事に煮詰まった時にパラパラ眺めたら、いい気分転換になりそうだな。

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 October 25, 2006

FRUITS CLiPPER / capsule

10.25.jpgいや~、これはスゴイ。何がスゴイって、
このCDを買ってからというもの、
ほかに何も聴く気がしないのがスゴイ。
間違いなく、個人的な今年のベストディスク。
とにかく、スイート感とビター感のさじ加減が絶妙。
箱詰めのトリュフチョコみたいな、贅沢な1枚。

インストナンバーは超ソリッドなテクノながら、
ボーカルトラックはきちんと≪歌≫として完成してる。
この「リズムとメロディに歌詞がしっかりと乗っかってる感じ」は、
そうそう味わえるもんじゃない気がする。

こしじまとしこの声って、まるで子どもが歌ってるみたいなんだよね。
イコライザーやフィルターの効果もあるんだろうけど、
ガーリーでありながらウェットな響きはないし、何より甘過ぎない。

たとえば"dreamin dreamin"。

まっすぐな目で見つめられて心の自由が利かないの
恋をするって言うのとはちょっと違うけどわりとドキドキした

いつもならこういう歌を聴くと少しムカついたりしそうなぼくだけど(笑)、
今回はそれがないどころか、素直に「イイなぁ」って思った。

まったく器用な人だなぁ、中田ヤスタカって。

気になった人、ココで試聴どーぞ(あ、"dreamin dreamin"がない……)。

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 October 15, 2006

レディ・イン・ザ・ウォーター

10.14.jpg近年、M・ナイト・シャマラン作品の物語は、
限られた空間を舞台として展開されている。
この『レディ・イン・ザ・ウォーター』もまた、
全編がひとつのアパートの中で描かれている。
国籍も違えば生活習慣も異なる住人たち。
そこはさしずめ、プールという海を持った、世界の縮図。

「家族を失って僕は迷子になった」
クリーブランドの言葉を借りれば、世の中には“迷子”が溢れているということなのかも知れない。
人間誰しも、世界は良い方向に向かっていると信じたい。
けれども、だからといってそのために自分にできることなんてない、なんていう諦観がいつの間にか心の中で肥大化して、
人生の目的や役割も見出せないままに、ただ毎日を過ごしている。

純朴過ぎるように映ったコーブ・アパートの住人たちだけれど、
彼らにとっては今や、おとぎ話を現実にすることこそが、子どもの頃に信じた幸福を実現すること。
だからこそ、“青の世界”から現れたストーリーとの関わりの中で、それぞれの帰るべき家を見つけ出そうともがいた。
そんな彼らを包み込んだ熱気を感じ取れるか否かで、観客一人ひとりの感情移入度も大きく左右されると思う。
もしも感じ取ることができれば、臨場感に呑まれながら、妙に力の入った姿勢でスクリーンに釘付けにされているはず。

静寂に包まれた短いラストシーンは、多くを語らずとも安堵や寂しさや愛しさといった感情を複雑に孕んでいて、
絵画的で強く印象に残った。
そして、エンドロールではひたすら余韻に浸らせてもらった。
あ~、ハンカチ持ってってよかった……。

そうそう。『ヴィレッジ』以上に心臓に悪い一瞬が用意されていて、それにはかなりビビッった。

ブライス・ダラス・ハワード、今回もハマリ役でイイ感じ。
公開前からさほど話題にもなっていないけれども、世間で思われているよりもいい映画なんじゃないかな。
音楽も素敵だったし、少なくともぼくは、シャマラン作品の中では一番好きだな。

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 October 08, 2006

V フォー・ヴェンデッタ

10.8.jpg最近は、映画館に足を運ぶ回数も
めっきり少なくなってしまったなぁ……。
この『V フォー・ヴェンデッタ』、
観たいと思いつつも上映終了になってしまったんで、
DVDは発売日に即購入。
それでも、ようやく観ることができたのは今日のこと。

映像には多分に刺激が含まれているし、
扇情的な"V"の言葉は、人によっては毒にもなれば薬にもなる。
けれども、決してバイオレンティズムを肯定する内容ではないし、
革命でその手を血で染めたのは他ならぬ"V"だけなのだから、
むしろ訓戒と受け止められてしかるべき。

独房でのイヴィーがヴァレリーからの手紙に希望を見出すくだりは、
とても気高く美しくて、なおかつ胸を打つものがあった。
原作がコミックなだけに設定もプロットも現実離れしてはいるものの、
暴力や支配、抑圧に対して団結して自由を勝ち取るという普遍的な主題を
ここまで劇的かつ鮮やかに描くことができたのもまた、
そのコミックがあったればこそ。

それにしても「マトリックスのウォシャウスキー兄弟が~」
っていう宣伝文句には、今さらながら首を傾げるなぁ。
売り込み方として正しいのは分かるけど、作品の活かし方としてどうだろう?
それくらい、骨太でちゃんとしてる映画だと思う。

「私の人生を変えたあなたのことを 私は何も知らない」
「この仮面の下の顔は私ではない」
「なぜ死なん?」
「仮面の下にあるのは“理念”だからさ 理念は決して死なない」

ぼくには子どもの頃から何となく抱いていた疑問があって、
それは「バラの花って、あんなに血みたいに真っ赤で棘まであるのに、
どうして世間じゃ“きれい”って言われてるんだろう?」という、
まぁ、取るに足らないというかつまらないものなんだけど、
この映画を観てその気持ちが晴れた気がした。

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 October 05, 2006

ふ~ん、ニッキーとねぇ……

10.5.jpgcool D'zine room さんによると、
ジェイソン・ボーンシリーズの3作目
『ボーン・ウルティマトゥム』がクランクインしたとか。
コレ、来年公開になる映画の中でも
『スパイダーマン3』と同じくらい、
絶対観ておきたい作品のひとつなんだよね。

ホントにね、シリーズ未見のヒトにはぜひとも観てもらいたい。
もう、メチャクチャ面白いから。
あ、そこのアナタ、「なーんか地味そうなんだよなぁ……」とか思ってるでしょ?
ぼくも最初はそう思ってたクチだからね、分かる分かる。
「あのマット・デイモンが主役のアクションもの」と聞いて
いきなり期待に胸を高鳴らせるヒトなんて、そうそう(以下自主規制)。

えぇっ!? 今度はニッキーとくっつくの? ちょっとは相手を選んで(自主規制・その2)

あー、楽しみ!